F-15 Silent Eagle(サイレント・イーグル)(以後:F-15SE)

F-15Eとの相違は主に
・機体正面のRCS減少
アビオニクスの改良
・電子戦システムの改良
の三点


たぶんこいつで決まりだろうね。
元々最もデメリットが少ない機体に、最大のデメリット『レーダー反射面積(Radar Cross−Section→RCS)が大きすぎる』を限定的とはいえ克服したことは大きい。
基本設計の古さというデメリットは克服しがたいと思っていたが、元来持っている余裕を持った設計による拡張性のおかげで、それほどデメリットにならない。


F-15SEの新機構は既存のF-15Eにも用いることが出来るらしいので、全く別機体というわけでもないみたい。
まさに兄弟機と言えるだろう。
まだ飛行試験も行われていない状況ですが、リスクも少なそう。


第4次F-Xに採用された場合、考えられることとして
ライセンス生産
アビオニクスの一部や電子戦システムは提供されない可能性が高いので自前の物を使用することになる。
  近代化改修の物が流用できるか?
・特に04式空対空誘導弾『AAM-5』、93式空対艦誘導弾(B)『ASM-2』は運用出来るようになる。
自衛隊デジタル戦闘システム(JDCS(F))は後日搭載となる可能性が高い。


イメージとしては
F-15E = Windows XP SP2
F-15SE = Windows XP SP3
F-22 = Windows Vista
ってかんじかな。



行き詰まった感があったF-15系だが、まだまだ行けそうですな。