明らかに漁船側を贔屓した偏った報道だとさらに思う

とりあえずニュース見ている限りだと
あたご側から見て漁船団の『幸福丸』は左舷側に『金平丸』は右舷側に回避したといっていた。
あたごにかなり接近した状態で左右両方に散らばっていたということでどっちに回避しろと?


ニュースでやっていた漁船団の回避行動はかなりフリーダムで
あたごが舵をどちらに切ってもぶつかりそうな雰囲気だった。
とくに金平丸の船長は「(あたご側は)清徳丸の青(緑)灯が見えたと言っているが、自分の船は一度かじを右に切った後、危険をさらに避けようと左にかじを切った。そのため自分の船の青灯が見えた可能性はある」
と発言しているのでかなり近い位置にいたはずでなおさら舵きれないと思うんだがどうだろう?
というかそこまで距離感なくはないだろう。



「12分前の確認」
「清徳丸の緑灯確認」
「突然の増速」
「右舷に衝突」
これが正しいと仮定すると
清徳丸側では
『金平丸』と同様の判断を(回避行動当初から)して法令通りの面舵では回避できないと判断、取舵での回避を選択。
しかし、それでは回避しきれないと思い、増速して前を横切ろうとして衝突。
あたご側では
漁船を確認し、回避の心構えをした。
そしたら『幸福丸』が面舵、他の3隻は取舵で回避。
進路を開けてもらったので回避行動を取らずに直進。
『清徳丸』は右舷前方にいるし『幸福丸』が左舷側にいるので回避行動を取らない方が安全。
しかし、清徳丸は突然不可解な増速と面舵。
回避しようにも右側には『金平丸』。
出来る回避行動は後進のみ。
で衝突。



仮定した事柄が間違いだったとすると
清徳丸もあたごも全く回避行動を取っていないことになる。
他の3隻の状況からして清徳丸は回避できない方がおかしい。
ぶつかるにしても真横からと言うのはあり得ない。
あたごにいくら怠慢があろうとも回避は可能だったはず。


ニュースによるとあたごに回避義務が発生するのは大体5〜6分前ぐらいからで
船団がそのまま進んだのなら取舵をきっているはずだ。
だがあたごが回避行動をとる前に漁船団はバラバラの回避行動を取り
結果あたごはそのまま進むことがもっとも安全な状態となった。
そこへ清徳丸が突っ込んできて衝突。
まさに右直事故



見張り員の話は出るがレーダーではどうだったのか?
清徳丸から無線で「(あたごに)ライトで照らされた」と言う話しだが、他の漁船は照らされていないのか?
など今後明かされるであろう情報がまたれる。


報道各社は漁師側からしか報道しないので何となく腹が立つ。
まぁ、自衛隊側からの報道やったら苦情がメッチャくるからだと思うけど。
だから『清徳丸』と漁船団の過失による事故説をメインにやっていこうと思う。


あと防衛省が発表しないだけでこんなに批判するのはおかしい。
漁師側の常識がなさ過ぎのような気もする。
調べれば訂正点が出るのは当然。
『清徳丸の確認』が2分前から12分に変わったのだって夜の海でそこまで詳しく肉眼で見分けられるもんなのか?
『青葉』だって間違えているぞ。
事実関係を念入りに調査していれば時間もかかる。
文句を言いうには早い。
とくにおかしいのは親族。
特におばはかなりおかしい。
なんか石破防衛大臣にむかって「二人を帰して」とか何とか言っていた。
イライラするほど芝居がかった台詞と動作に吐き気がする。
石破防衛大臣だって帰せるものなら帰しているだろうし、捜索に全力をあげると明言している。
大臣の職務を果たしている。
おそらくこの事故に区切りが付いたら辞任するだろうが個人的には辞めないでいただきたいところです。