耳かけ型ヘッドホン転落とエイジング進化

新調した耳かけ型ヘッドホンの音質がどうもなじまないので新たに若干高価なポータブルヘッドホンを購入してみた。
名をaudio-technica ATH-FC7SV』と言う。
選択理由は
① (これまでのより)良い物の実力を見てみたかった。
② あまり高いのは買えない。(4〜6000ぐらいを想定)
③ 今使っているMP3プレイヤーの直売eショップに同社製の耳かけ型ヘッドホンが載っていたのを思い出した。
④ なんとなくデザインが気に入った。っていうかこれ以外が微妙だった。
⑤ 会社の住所が近所だった。(笑)


早速使ったがなんと言うか、高音が出すぎていて脳に来る感じ。
しかも低音に迫力がない。
これまで買ってきた耳かけ型より若干音は良いが、これなら携帯性の方とって耳かけ型買った方が良かったかもしれん。
耳かけの方が値段も安いし。
価値無し?
で、世間の評価を見るため、ちょっとググって見た。(購入前に確かめるべきでした。)
どうもこの会社の製品はエイジングをすると化けるらしい。
「エイジングって何?」な初心者の俺は、『とりあえずしばらく鳴らしっぱなしにして慣らしを行う事』と理解。
『時間・音量・曲』はどんなが良いかと思ったが、目安がよくわからない。
好みによるみたいなので『だいたい6時間・普段より大きめの音・ランダム再生モード(クラシック〜アニソン)』って感じで実行した。


結果、劇的変化が。
別物になってますよ。
脳にキ〜ンとキテイタ電波的な高音がマイルドになってしかも切れが出た。
「あれ?こんな曲だっけ?」と思わせた迫力のない低音に「あれ!こんな曲だっけ!」と思わせるインパクトが生まれました。
良い。
良いですよ、これは。
俺が今までに購入した耳かけ型なんぞ目じゃないです。
「耳かけの方が・・・。」とか「価値無し?」なんて思ってすみません。
「耳かけ型とは違うのだよ。耳かけ型とは。」と言っても過言ではありません。
ある意味ツンデレか!?



今まで安い耳かけ型ヘッドホンで満足していた俺には悪い要素が見えません、てか聞こえません。
音域が広い。
細かな音まで再現されていて、これまで聞こえなかった音が聞ける。
力強さが段違い。
さらに上位の奴はもっとすごいのかねぇ〜。
でもAV関係素人な俺には今のところ十二分に満足です。
値段分の価値は十二分にあると思います。


金と興味があって、経験がないならこういう贅沢も良いかも知れませんよ。
俺は金ないけど買ってしまった。
今月は生き残れるだろうか?